1. 言葉の選び方(制作の意図)
ことば探しの言葉は、日常生活で覚えたい名前を中心に選んでいます。
たとえば「やさい」「くだもの」「どうぶつ」「のりもの」などは、スーパーや散歩、図鑑でそのまま出会う言葉です。むずかしい専門用語より、親子や友だちと口にしやすい言葉を優先しています。
難しい名称や大人向けのテーマは、無理に子どもだけに押し付けません。大人も一緒に遊べるので、世代を超えて「これ知ってる?」「これはこういう意味だよ」と話せることを大切にしています。
地域のつながりが薄くなりやすい今だからこそ、画面を通じて「同じ言葉を探す時間」が小さなつながりになり、関わった人の居場所になると考えています。
2. カテゴリ豆知識
使い方の説明だけではなく、テーマそのものを少し深く知るためのメモです。遊んだあとに読むと、次に盤面を見るときの手がかりになります。知らなくても遊べます。知っておくと、言葉が暮らしに残りやすくなります。
やさい
- 「トマト」は料理ではやさいとして扱われることが多いですが、植物の分類では果実に近い仲間です。売り場が分かれているので、「なんでここにあるんだろう?」と話すきっかけになります。
- 店頭に並ぶものは季節で変わります。「季節の野菜が出てきたね」と声をかけるだけで、言葉が暮らしとつながります。
- 「ブロッコリー」と「カリフラワー」は見た目が似ています。色や茎の違いを比べてみると、言葉と実物が結びつきやすいです。
- 盤面で見つけたあとに、冷蔵庫や献立の話に広げると、ただのパズルで終わりません。
くだもの
- 「いちご」や「みかん」は季節の感じ方がわかりやすい言葉です。「今は出回っているかな?」と暦や店頭とつなげる遊びができます。
- 「バナナ」は木になる実に見えますが、実は草に近い植物から実ります。正しさの暗記より、「へえ」と会話が続けば十分です。
- 色・におい・甘さの言葉とセットで覚えると、図鑑や買い物の場面で思い出しやすくなります。
- 「やさい」か「くだもの」かは、よく話題になります。らくだ珈琲で唯一の正解を学ぶ必要はありません。「らくだ珈琲ではこの分類だった」と受け取ってもらい、そこから家庭で話が広がればうれしいです。
どうぶつ(りく)
- 「りく」に分けているのは、同じ「どうぶつ」でも住む場所が違うことを、言葉で区別するためです。
- 「らいおん」「きりん」など、動物園や絵本で出会う名前が多いです。見たことがある動物から探すと安心しやすいです。
- 知らなかった名前は、正解を急がず「あとで図鑑で見てみよう」で大丈夫です。
どうぶつ(うみ)
- 「くじら」は海にいますが、魚ではなく哺乳類です。「息の仕方」や「子どもの育て方」の話に広げられます。
- 「たこ」「いか」は似て見えることもありますが、体のつくりは違います。言葉を分けて覚える練習になります。
- 水族館や絵本のあとで盤面を開くと、「今日見たやつだ」とつながりやすいです。
のりもの
- 「でんしゃ」「バス」「ひこうき」は、乗る場所・運ぶもの・動く場所が違います。言葉と実物のイメージを結びつけると覚えやすいです。
- 実物を見た日に「あ、今日見つけた言葉だ」とつながると、記憶が残りやすいです。
- 大きな乗り物の名前は、大人と一緒に説明すると安心しやすいテーマです。
おかし
- 「けーき」「くっきー」「ぷりん」など、見たこと・食べたことがある言葉が多いカテゴリです。味や食感の話に広げやすいです。
- お祝いの場面と結びつく言葉もあるので、「いつ食べるものかな?」と会話の入口になります。
- 食べすぎの加減は各家庭のルールで。サイトでは競争せず、言葉を楽しむことが目的です。
がっき
- 「ピアノ」「ギター」「たいこ」は、音の出し方が違います。「弾く・吹く・叩く」など、動作の言葉とセットで覚えるとわかりやすいです。
- 音楽の授業や発表会のあとで開くと、体験と言葉が結びつきやすいです。
- 知らなかった楽器は、音や実物をあとで見るだけで十分です。速さは要りません。
とどうふけん
- 日本の都道府県の名前を探すカテゴリです。地図や旅行、出身地の話とつなげるのに向いています。
- 出てくる言葉が変わらないので、安心して取り組めるカテゴリです。よく遊ばれています。
- 「読める・書ける」だけでなく、「どこにあるか」を一緒に指さすと、言葉が場所のイメージになります。
- 全部覚える必要はありません。自分が住むところ、行ったことがあるところからで十分です。
より詳しくは とどうふけんを、ことばから旅する もご覧ください。
3. 作り方と空気(運営者より)
「らくだ珈琲」では、周りと仲良くできる人を大切にします。
勝ち負けや順位で人を焦らせる設計にはしていません。ことば探し・ひと言探し・富士山チャレンジなど、正解の数が決まっている遊びでは、用意した数と見つけた数を画面に示しています。残りがいくつあるか分からない不安はありません。
また、ことば探しでは、問題一覧のインフォメーション(「i」)からその問題のすべての答えを確かめられます。意図しない答えが正解になることはないので、安心して遊べます。
分からないのは恥ずかしいことではありません。ヒントを見て解決すれば、それで十分です。
ペナルティはありません。よく見かけるポイント制も採用していません。がんばった結果は表示しますが、それは事実を伝えるためです。得があるわけでもなく、損をすることもありません。世の中の多くの遊びは競争で人を動かしますが、らくだ珈琲はそこに頼りません。
ソリティアや上海のように、途中で一手間違えるとクリアにたどり着けなくなる問題・ゲームは用意していません。間違えても続けられ、ヒントも使えます。
盤面には、「ついつい見落としやすい並び」や「似た文字が隣に来る配置」など、探していて楽しくなる工夫を入れています。完璧な難易度表よりも、「急かされず、見つかったときの安心」を大切にしています。
運営者と利用者ができるだけ近い距離で、掲示板・配信・メールの声を聞きながら、少しずつサイトを直しています。身近で安心して話せる・遊べる場所であるために、更新とやりとりを繰り返しています。利用者の意見も、できるだけ取り上げます。
文字の種類について
ことば探しでは、盤面の文字をひらがな/カタカナで切り替えられます(問題一覧の「あ」「ア」)。 ゲームによっては、絵文字やアルファベットを扱う遊びもあります。 日本語を学びはじめの方や、来日された方、海外で日本語に触れている方にも遊んでもらえるよう、文字の種類を広げています。 ※いまのところ、ひらがな/カタカナの切り替えがあるのはことば探しです。富士山チャレンジは問題を作る側で文字種を選べますが、ことば探しのような切替ボタンはありません。ひと言探しにも切替はありません。
4. 保護者向け — 競争しない使い方
世の中のゲームは、競争に勝つことが目的になりがちです。らくだ珈琲では違います。
- 自分のペースで探す(例:ことば探し)
- 協力して大きな目標を達成する(例:富士山チャレンジ)
- 少し誇れる特技を見つける(例:リバーシ、五目並べ)
好きなことを好きなだけ楽しんで、いろいろな経験を積んでもらえたらうれしいです。
配信でもサイトでも、急かしたり煽ったりしません。タイムアタックや全国ランキングはありません。「昨日の自分」と比べる楽しみや、みんなで成し遂げる遊びを大切にしています。
初めてのときは、1カテゴリ・1問だけで帰って大丈夫です。しゅっせき簿にスタンプを押すだけでも、「今日も立ち寄った」記録になります。
お子さまと使うときのコツ
- 正解を急がせない
- 知らなかった言葉は、あとで実物や図鑑とつなげる
- 掲示板では、相手を傷つける書き方をしないよう声をかける
動作環境について
インターネットにつながるスマートフォン・タブレット・PCのブラウザで遊べます。メモリ3GB程度の端末でも動くよう、重い画面はできるだけ軽く保っています。高い性能は必要ありません。
学び方のくわしい話は ことば探しと語彙 ― 競争しない学び方 もご覧ください。
関連ページ
最終更新: 2026年7月25日